そのとき「この照明パネルは何なんだろう?」「誰が設計した公園だろう?」
と思ってました。だから、この講演会の案内を見たときにすぐに申し込みました。
日本建築学会神奈川支所の企画です。前半は、現地を案内してもらい、ポイントの説明を受けました。後半は、設計者、横浜市の担当者、運営者のお話を伺いました。
この場所は、いろんな要素があるのですね。
幕末から桟橋のあった港であること、明治期には防波堤の形が象の鼻のようであったこと。
関東大震災や横浜大空襲での崩壊。
県庁が面する日本大通りの海へ抜ける軸線上であること。
横浜税関の倉庫跡や貨物船の軌道や転写台の遺構など。
横浜開港150周年を記念した整備事業であること
他の臨港施設に挟まれた場所であること
設計者は、コンセプトを考えるのに楽しかったんじゃないでしょうか。
また、設計者が最後まで関わった少ないケースだとのこと。
通常は、コンペで設計プランを出してもらったら、あとは行政側で進めてしまうのが普通。
完成まで関わることは、大変でもあるのでしょう。でも、より深く関われておもしろかったのでは
と思います。
照明パネルは、毎正時に色が変わったり、クリスマスなどのイベント時には違うパターンに
なったり。見てみたいです。ただ光ってるだけじゃなかったんですね。
設計をされたのは、建築家の方。ランドスケープの方も関わったようですが、
違いを感じたとおっしゃってました。どんな違いだったのでしょう。ランドスケープを学んでいる者としては
詳しく聞いてみたかったな。
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